幼稚園では遊び中心の生活をしています。遊びの中で、自分の思いを主張することは、とても大切です。意見が食い違い、ケンカが起きることも、めずらしくありません。ケンカをして初めて、相手が悲しんでいることを知り、解決しないままでいることの心地悪さを経験します。また、仲間の悲しさ、悔しさを共感することで、思いやりの心が育っていきます。こうした、さまざまな立場をたくさん経験することは、問題を解決できる力につながっていきます。これは、幼児期にこそ体験せねばならないことなのです。少人数の中でお互いをわかり合う中で、ケンカをしないように遊ぶのではなく、ケンカを通して子どもたちは育ち合うのです。
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